GLOBAL STYLEは私がフリーのイメージコンサルタントとして独立した翌年、平成1７年(2005年)に法人化して誕生しました。大学卒業後は大手IT企業に就職。金融営業部に配属され高学歴の頭のいい男性ばかりに囲まれた５年弱。ITについても金融についても知識もなければ数字も弱い私は今思えば（当時も感じていましたが）浮いた存在だったと思います。金融システムのエキスパートには到底なれなかったけれど、今の仕事に繋がる勉強をたくさんさせてもらいました。

同じ金融営業部で大好きだった上司は「外見」で損をしていました。
優しくて親身な、でもシャツとスーツが常にヨレていた単身赴任の上司は証券会社のお客様の怒りをいつも増長させていました。一方、普段はどこで何をしているのか（多分ゴルフ）、相談したくてもオフィスにあまりいない別の上司は客を怒らせることがありませんでした。
外見に無頓着の優しい上司は謝罪やプレゼンに行っても、苦労して纏めた資料を見てもらうになかなか至らない。会議室に入るなり相手を強気にしてしまう。語気を荒げさせてしまう（怒鳴る客を見て「ひえ〜ヤクザみたい！」と思っていました）。
部下への親身さはないけど、身だしなみにこだわっていた見栄えのする上司は、会議室に入ると先方が佇まいを正し、資料説明を促すキューまで出してくれる。それを何度も繰り返し見ていた私は、気がつけば大好きだった上司よりも仕事がスムーズに進む見栄え上司と一緒に仕事をしたいと思うようになっていました。いつも相手をヤクザにしてしまう上司は、結局ストレスから狭心症で倒れ、救急車で運ばれ、地元大阪に帰ることになりました。私の会社員時代約5年間でイメージコンサルタントを目指すきっかけになった出来事のひとつです。

人間、一番大切なのは「中身」です。
深く付き合ってもらえば、その良さはわかってもらえるはず。でも、外見で損をして、中身を見てもらうに至らない。今思えば、外見力の高かった上司の方が、相手（顧客）の自尊心を満たしていたのだと思います。スムースに交渉を進める為の気配りがあったのだとわかります。

日々自分らしく、堂々と生きていくために。

ある程度の自信と、でも常にうっすらとした不安もある(それは会社員時代の私)状態なら・・・
外見を先に素敵にしよう。
それが一番変化が大きい。スピードが早いです。たかが外見、されど外見。外見に不安がなくなると視野が広がり、まだ見ぬ世界を見ることが出来るから。

「服装に気が取られない分、内容に集中できたせいか、堂々として見えたせいか？今まで苦手だったプレゼンで高評価をもらえ自分でもびっくりです」「今まで興味はあるけど入りづらかった店にも入れるようになり交友関係も広がりました！」
私がイメージコンサルタントになってからお客様が教えてくださったこと。
自分の装いに自信のなさや不安があるから、内容に全力投球することが出来ない。外見を褒められると、自分が本当にやりたいことに集中できる。

心の片隅にあるモヤモヤをふっきって、自分への投資を渋らずに、自分の人生をより良くしていきたいと
今のままで満足してはいけないと、本気で思い始めた全ての人に対してお役に立ちたいと日々真剣に思います。

お客様の要望にわたしが耳を傾ける時

お客様が自分自身を愛し始める瞬間

本人では気がつけない個性をお伝えるすることはお客様を立ち上がらせること

似合う服を手に入れてもらうことは自分で自分を鼓舞する力を身につけること

着こなしのアドバイスをすることで　お客様がより遠くまで見えるようになるということ

お客様が自分に自信をつけるということは　その分周囲を幸せにしているということ

不要な思い込みや習慣（ほどほどでいいという考え方、〇〇は私には似合わないという思い込み)、おしゃれに興味がない（ふりをしてきた）事情etc.を捨ててもらえたら、お客様の見える世界が広がり行動が変わる。

だからこの仕事が大好きです。この仕事と出会っていなければ、今の私はありません。これまで出会った皆様がいるから、私ももっとお客様のように素敵になりたいと思えるのです。